玉川陽介「不動産投資1年目の教科書」
今回は不動産投資の初心者におすすめの1冊を紹介いたします。
玉川陽介著「不動産投資1年目の教科書」です。
この本では、これから不動産投資を始めることを考えている人が知りたいと思うことをQ&A方式でわかりやすく書かれています。
「超」入門書だと著者が言っているとおり、物件、融資、収支計画、リスク回避について、わかりやすく解説しています。
だからと言って、入門者だけでなく、中級者にとっても、不動産投資について基本的な面から所有物件や買い増しについて見直すのに役立つものです。
付録として、「収支試算Excelシート」が提供されています。
不動産購入前に、収支をシミュレーションするのに大変役立つでしょう。
Q&A方式ですので、ちょっとした時間に、1つずつ読んでいけるのが、忙しい人にも助かります。
ぜひ、ご一読ください。
きらめき不動産後藤聡志「おにぎりとワンルーム投資」
今回は、お付き合いのある不動産会社「きらめき不動産」さんについて書きたいと思います。
きらめき不動産さんとは、ある不動産フェアで、とても雰囲気のよいブースだったので、偶然立ち寄ったことが始まりでした。
それから、スタッフの方の説明もとても丁寧で、強引なところもなく、誠実な印象をお持ちました。
やはり、誠実さというのは大切だと思います。
どうしても、不動産屋さんというと、あまり信用できないという気持ちが強かったのですが、ここのスタッフの方はそんなことはまったくなく、誠実に物件を紹介しているようでした。
(これは、あくまで私個人の感想ですが)
その後、ワンルームマンションを4つ購入しました。
きらめきさんは本社が横浜にあり、横浜周辺の物件情報に強いので、私が探していたエリアと一致しました。
管理もきらめき不動産さんにお願いしています。
滞納が出た時も、根気強く、滞納者と連絡を取り合っていただだき、今のところ無事回収できています。
セミナーもかなり頻繁に行っているようです。
私も何度か参加させていただきました。
少人数でアットホームな雰囲気のなかで行われましたので、質問もしやすかったです。
さて、この「きらめき不動産」さんの代表取締役の後藤聡志氏が書いた「おにぎりとワンルーム投資」。
タイトルはとてもユニークですが、内容もとても分かりやすく、不動産投資の方法について書いてあります。
ワンルーム投資は出口を考えて購入することが大事だということが強調されています。
また、セミナーからの内容もあり、独特の切り口でワンルームマンション投資を分析・解説しています。
横浜周辺の区分ワンルームマンション投資を考えている方は、ぜひお読みいただければと思います。
夫馬竜司「ちょっと待った!!大家さん!不動産投資では賢い節税がたんまりお金を残す秘訣です!!」
今回は、不動産オーナーとなった後の節税について書かれた本を紹介します。
税理士の夫馬竜司氏が書いた「ちょっと待った!!大家さん!不動産投資では賢い節税がたんまりお金を残す秘訣です!!」です。
この本では、オーナーとして知っておくべき節税のポイントがまとめられています。
お金を残すためにはどうしたらよいのかをわかりやすく解説しています。
私は、この本を何度か読み直し、常に机上に置いています。
著者は、必要経費が節税のポイントであることを強調しています。
そして、具体的にどうすれば必要経費になるのか説明していますので、読者はすぐに自分の不動産投資に当てはめることができます。
また、法人化についても、かなりのページをさいて、法人化のタイミングなどを説明しています。
さらに、減価償却についても、じゅうぶんなページをさいて、オーナーとして押さえておくべきポイントを解説しています。
全体を通して、不動産オーナーとして必須の事項を、より具体的に書いてあるので、オーナーになられたばかりの方にはおすすめです。
この本があれば、不動産投資に関係する節税について、理解することができるでしょう。
ロバート・キヨサキ「金持ち父さん貧乏父さん」☆☆☆
今回は、不動産投資のバイブルとも言うべき、ロバート・キヨサキ著「金持ち父さん貧乏父さん」をご紹介いたします。
不動産投資の書籍を読んできましたが、多くの書籍で、不動産投資のきっかけとして取り上げられている本です。
「経済的自由」を持つためには、不動産投資が方法の1つであることが書かれています。
「経済的な自立、あるいは自由を求める人にとって、不動産は投資のための強力な道具、ほかの投資とはくらべものにならないすぐれた道具だ」
この言葉に影響を受け、不動産投資を始めた人は多いでしょう。
金持ち父さんいわく、「中流以下の人はお金のために働き、金持ちは自分のためにお金を働かせる」
この言葉は、金持ちとはどういう人なのかを明確に示しています。
私たちがあこがれている金持ちとは、どうして金持ちでありつづけられるのか。
私たちが持つ疑問に答えています。
また、キャッシュフローの大切さが繰り返し書かれています。
キャッシュフローがあることが、不動産投資として、最も大切なことだと私たちに伝えています。
不動産投資に関する書籍はたくさんありますが、初期の段階で必ず読んでおく必要がある本です。
この本を読まずして、不動産投資は語れないと言っても過言ではないでしょう。
志賀公斗「はじめての不動産投資負けナシバイブル」
今回は、税理士の志賀公斗先生が書いた「はじめての不動産投資負けナシバイブル」をご紹介いたします。
この本の中で、著者は、目的別に不動産投資法を紹介している。
たとえば、月20万円以上稼ぎたいと思う場合は、木造ぼろ物件リフォーム投資を提案している。
そして、そのメリットだけでなく、そのリスクについても、明確に指摘している。
また、税理士である著者は、所得税・相続税の節税対策も詳しく解説している。
このあたりは、さすが税理士である。
わかりやすく、ポイントを解説している。
最終章では、不動産管理法人の設立による、節税対策を紹介している。
このあたりは、もう少し、詳しく書いてあると、なおよいのではないだろうか。
著者のセミナー講演を聞いたことがあるが、話のテンポもよく、重要な点を明確に解説していて、とても勉強になった。
志賀先生が書かれた別の本「相続貧乏になりたくなければ親子で不動産を整理しなさい」も読んだことがある。
こちらも、生前対策の大切さを説いている。
近年、相続税の対象となる人が増えているので、そういう方は、ぜひご一読ください。
どうすれば節税となるか具体的に書かれているので、役立つ対策を知ることができるでしょう。
稲垣浩之「不動産投資専門税理士が明かす金持ち大家さんが買う物件買わない物件」☆☆☆
税理士の稲垣浩之先生が最近書かれた「金持ち大家さんが買う物件買わない物件」について書きたいと思います。
以前の記事で、稲垣浩之先生の「金持ち大家さんの共通点」を紹介しました。
今回も金持ち大家さんに共通することに焦点をあてた本となっています。
何事も自ら成功することを望むなら、成功者と言われる人について知ることは大事なことです。
この本では、今成功している大家さんが、どんな物件を買っているのか、事例をあげながら、解説しています。
特に、稲垣先生の事務所で相談をされたサラリーマン大家さんがどのような人たちなのか、グラフを用いて解説しています。
これが今不動産投資をしている人たちのリアルな状況なのです。
その多くの事例から、成功者と考えられる人に共通する買い方を解説しています。
これから不動産投資をしようとしている人にとって、大変参考になる本です。
紺野健太郎「不動産投資で人生を変える!最速でお金持ちになる法則」
おすすめ度 ⭐️⭐️⭐️
今回紹介する本は、紺野健太郎氏が書いた「不動産投資で人生を変える!最速でお金持ちになる法則」です。
著者が書いているように、「将来に不安がある人」、「副業に興味がある人」、「お金持ちになりたい人」には、ぜひ読んでいただきたいです。
まさに、最速でお金持ちになる法則が年収コース別に書かれている。
筆者はキャッシュフローの大切さについて、繰り返し述べています。
ただ、普通の書籍であれば、そこで終わりです。
しかし、この本の中で、筆者は、キャッシュフローを厳しく定義しています。
つまり、紺野健太郎氏の言うキャッシュフローは、「(家賃収入ーローン返済ー固定資産税)×80%」と定義しています。
特に第4章の「誰も教えてくれなかった「融資」の戦略的発想法」は、年収別のコースごとに融資戦略について詳細に書かれていて、不動産購入に大変役立つ情報です。
特にこれから不動産投資を拡大していきたいと考えている人は必須の知識です。
このような戦略を持たずに、不動産を購入するのは、非効率的であり、取り返しのつかない失敗をする可能性が高くなるように思われます。
また、不動産会社の探し方や物件情報の探し方など、具体的に書かれているので、初めて不動産投資をしようと考えている方にとっても、とても役立つ内容になっています。
具体的な銀行名は、袋とじで中古1棟物件融資条件の目安が掲載されています。
各銀行のスタンスを知るには、とても役立つ資料です。
スピード感を持って、不動産投資に取り組み、人生を変えたい方は、必読の書です。